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全体治療

全体治療|【大宮歯科・矯正歯科】大宮駅の歯医者|土日祝も診療

車の部品で一箇所欠陥が出たとします。この部品をただ交換するのみで対応するか、あるいは他の部品も含めて全体的に点検をするか。
後々困らないのは後者ではないでしょうか。実は口の中でも同じようなことが言えます。

全体治療とは

  • 「悪いところを放置してしまい、いろんな所の調子が悪くなってきた」
  • 「複数本の歯が無くなってしまって噛める場所が減ってきた」
  • 「将来のことも考えて歯のガタつきも併せて治したい」

口の中の悪くなっている所や、悪くなりそうな所をしっかり治したいといった患者様に対して口の中全体を検査し、今現在症状が出ている部位のみならず、今後再治療が必要になりそうな部位も含めて治療を考えるものを、全体治療(全顎治療)と言います。

全体治療のゴール

短期的な目先の歯の健康ではなく、「長期的に安定して歯の健康が見込める状態」を目指します。これは健康寿命を長くすることにも繋がります。

木を見て、森も見る

悪くなっている部位を治療しても、その隣の歯や噛み合わせる歯、反対側の歯が1年後に悪くなって治療が必要になったらどうでしょうか。口の中は繋がっていますので、トラブルが重なってくると周囲の歯や全体的に状態を見直さなければいけなくなってきます。このように再治療を繰り返すことで歯は脆くなり、通院期間や治療費も多くなってしまいます。これを防ぐためには、問題が起きている部位だけではなく、口の中全体の状態をあらかじめ把握しておくことが大事です。今後に問題が出そうな歯をあらかじめ知っておくことで、将来的に再治療を減らすことができます。

虫歯×歯周病×矯正×インプラント 幅広い治療技術

虫歯治療、歯周病治療は、一般歯科医師のルーティーンワークです。

一般治療のみ:一般治療+マウスピース矯正:一般治療+ワイヤー矯正+マウスピース矯正=6:2:2

矯正治療は、かつては矯正専門医のみが行なっていましたが、近年少しずつ一般歯科医師でも行う先生が増えてきました。増えてきたとはいえ、一般歯科医師の中で矯正治療を行なっているのは4割程度です。4割の中では、マウスピース矯正のみ対応している先生も多いです。マウスピース矯正は非常に良い治療ですが、適応症例に限りがあるため、特に歯を失っているような症例においてはワイヤー矯正が必要になることも多いのが実情です。
では、一般歯科医師の中でワイヤー矯正・マウスピース矯正のどちらも行う先生はどの程度いるのでしょうか?恐らく2割程度ではないかと思われます。当院の歯科医師は、この2割に属します。

インプラント治療は、かつては口腔外科医やインプラント専門医のみが行なっていましたが、材料やシステムなどが特にここ10年程度で目まぐるしい進歩をみせており、大半の一般歯科医師が行うようになりました。
さらに型取りでは口腔内スキャナーが用いられ、インプラントを入れる位置のシミュレーションや被せ物の製作など、PC上でのデジタルデータを併用した精密な治療技術も発展してきています。もちろん、当院でもインプラントシミュレーションソフト、口腔内スキャナー、デジタル歯科技工所との連携を取り入れており、最新の治療技術を提供することができます。

当院の歯科医師は、虫歯や歯周病といった一般治療に加えて、矯正治療やインプラント治療においても日々研鑽を積み、幅広い症例に対応可能です。

治療方法の選択肢が増える

矯正治療やインプラント治療なども含めた総合的な治療に対応できる歯科医院は、他の歯科医院と何が違うのでしょうか?
最大のメリットは、「治療方法の選択肢が増える」ということです。

歯を失ってしまった場合に、一般的には「入れ歯・ブリッジ・インプラント」から治療方法を選びます。
例えば、全体の歯並びを見たときに、歯がガタついて重なっている部位があったとします。
歯の状態にもよりますが、重なっている歯を矯正治療によって動かすことで自分の歯を使って歯を補えたり、周りの歯を削らずに済んだり、インプラントの本数を減らすことができるかもしれません。また、インプラントを用いて矯正治療を行うことで、治療のゴールに向けて効率よく進められる場合もあります。

日頃からこのような治療も多く行なっておりますので、様々な治療の選択肢をご提示することが可能です。
治療方法に複数の選択肢がある場合には、費用や期間、メリット・デメリットがそれぞれあります。これらを細かくご説明した上で、希望する治療方法を選んでいただくようにしています。

歯科治療が怖い方への取り組み

全体治療が必要な方の多くは、過去の人生の中で歯科医院に行く機会が少なかった傾向にあります。「仕事が忙しくて…」、「子育てに追われて…」など様々な理由がありますが、中でも「歯医者が苦手・怖くて…」というものが1番かと思います。口の中は治療中の様子がわかりにくかったり、麻酔が怖かったり、削る器具の音が嫌だったりするでしょう。

  • 「なぜ治療が必要なのか、どんな治療になるのか、治療法はひとつなのか…?」現在の歯の状態や治療方法など、患者様の視点からわかりやすい説明の徹底
  • 治療前後や途中で鏡や写真を用いての説明
  • 麻酔時の痛みを極限まで抑えるように、極細の針と電動麻酔器の使用
  • 歯科医師・歯科衛生士に気軽に話せるような雰囲気作り
  • プライバシーに配慮した個室・半個室の診察室
  • 複数歯科医師からご希望にあわせて指名可能

当院では、なるべくストレスがかからないような治療を心がけています。

治療例1

上顎フルインプラント(自由診療)

[説明]
上顎の歯を虫歯で全て失ってしまい、インプラント体8本、被せ物12本にて治療しました。

  • フル術後1(正面観)
  • フル術後2(上顎伵合面観)

治療例2

上下入れ歯治療(保険診療)

[説明]
上下の入れ歯が合わなくなり、食事が不自由になってしまいました。残っている歯の治療も含めて新しく入れ歯を作りました。

  • 入れ歯術前5枚法
  • 入れ歯術後5枚法